弁護士の植松です。
今回は代車費用の日額についてご説明致します。
最近では代車費用の日額を下げていこうと保険会社が連携して取り組んでいる流れがあります。
保険会社が連携しているなか自動車販売・修理業者様が適正な日額を勝ち取るためには正確な知識と交渉を行う必要があります。
保険会社は代車費用の日額について次のような主張をしてきます。
『レンタカー(わナンバーの登録)では無いので、日額●●●●円が限度です。』
『修理工場の代車は日額●●●●円と決められています。』
これらの主張は、保険会社独自の見解であり、裁判所では通用しません。
貸しているバイクに何の違いもありませんし、代車を使用し費用が発生していることに違いはありません。
これらの主張には、きっちり反論して適正な費用を獲得しましょう。
具体的には、
①料金表を事前に作成したうえで保険会社に提出する。
②金額はネットなどでレンタルバイク業者が設定している金額を参考にする。
保険会社は、ネットなどで掲載されている最低金額を根拠に主張してくることがありますが、何も最低金額に合わせる必要はありません。
代車費用の日額について、疑問や不審な点を感じることがございましたら、当事務所までご相談ください。